【建設委員会】白川(しらいかわ)浄水場視察

 

建設委員会で札幌市南区にある白川(しらいかわ)浄水場を視察して参りました。昭和46年に創設、通水され、その後札幌市の発展、人口増加に伴う給水需要の増大に合わせ、第2、第3浄水場が建てられるなど給水能力の増強を進めて参りました。
現在では、豊平峡ダム、定山渓ダムを水源とし給水能力650000m3/日と市内に5カ所ある浄水場のうち最大の施設であり本市の給水能力の約80%をまかなう市民生活に不可欠な施設であります。

 

 

 

 

視察では、河川から取り入れた水を安全で美味しく飲むことができる水道水に処理するまでの過程を座学や施設見学などを通じて確認させていただきました。近年では集中豪雨等の増加から河川の濁りが増えてきていることへの対応などが新たな課題となっているようです。また札幌市水道局では、水源から蛇口までの水質を管理するために水源の重要な地点や市内各地の給水点に24時間連続して水質を測定できる水質自動監視装置を設置するなど水道水の安全性を確保するための取組の説明をうけました。
安全で良質な水をお届けするための様々な技術や努力の一端を見ることができました。案内していただいた水道局職員の皆さんに感謝です。